浮世絵にも宝船に乗った七福神が描かれ、正月には初詣でを兼ねての七福神詣でが庶民の間で盛んに行われた。 それまでは三福神だったり五福神だったり、神々も一定ではなかったが、享和年間 (1801～3)には恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋尊、福禄寿、寿老人と、今の顔ぶれに落ち着いたという。 実はこの七柱のうち恵比寿を除いて六柱はインドや中国 霊場めぐり 浅草の九つの神社仏閣を回ってご利益を授かる 「 浅草名所七福神 あさくさなどころしちふくじん 」。 先日、1日ですべての寺社を巡り、御朱印をいただくことができました。 福絵 (500円)にも朱印を頂きながら回りました。 他に福笹や色紙もありましたよ (500円/600円) ということで、この記事に 七福神巡りで頂いた御朱印や御朱印帳 をまとめておき七難を避け七福を得ようと七福神の絵を買い求める庶民たち。 この絵には 「長き夜のとおの眠りのみな目さめ 波のり船の音のよきかな」 という歌がつけられており、これは頭から読んでも後ろから読んでも同じ回文になっている。
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